Quality Time

Quality Time

ノイズ界の大御所(らしいです)、ホワイトハウス
発表されているアルバムを見ても、殺人、ナチス、児童性愛ともうとりあえず世の中の暴力的なものを何でも取り込んでやろうという意気込み満載なのですが、ライブもなかなかすごいものがありました。
このスタイルでもう20年以上活動しているというのが凄まじい。


ホワイトハウスを見たのは京都のカフェ、アンデパンダン。半裸のおっさん二人がノイズのなかマイクのコードを首に巻き付けて叫ぶ、ライブ中客と揉める、そして叫ぶ、その姿は流石に最初怖かったです(笑)
しかし腸に直接響いてくるようなノイズ+絶叫はかなり盛り上がるものがありました。


お客さんの中には盛り上がりすぎてゴムまりのように跳ね回る人などいて、いい感じに狂っており、そうかと思えば後ろで静かにたたずむ紳士風の人などもおり、このイベントは客層がよくわからないと思った記憶があります。


※注:ノイズ注意です。音量下げた方がいいかも

2003年、京都メトロのかもロックフェスティバルで聴いて以来ずっと心の中に引っかかっているオクムラユウスケというフォークロック?シンガー。youtubeでライブ映像を見つけました。


※注:色々だめな表現が多いので注意してください。たぶん18禁

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Spotlight/3662/ongen.html
「発情経由地獄行き」
福岡のライブハウス『照和』での演奏を厳選して収録。15人くらいの客席にむかって
飛び出し、転げ回り、発狂する閉塞感漂うライブ音源。
静かな拍手・笑い・どよめきが物語るB級ホラー映画のような一枚。
死刑だけでは生ぬるい、痛めて痛めて痛め抜け!!

あの時の会場の戸惑い、ざわめき、なかなか他のライブにはない、殺伐な空気でした。たぶん上のライブ音源もにたような感じなのでしょう。発狂して転げ回りながら、客席の女の子に「俺の彼女になってぐれぇぇえええ!(うる覚えなので違う台詞だったかも)」と叫ぶ彼に女の子が全力で引いてたのが思い出されます。引いてるというより多分怯えてました。多分私が彼女だったら泣いてますね。それぐらい鬼気迫ってました。

そんな彼のコラムを発見。
http://blog.shinjukuloft.com/200803/05-1235.php

SOSUFOの誕生秘話が明かされててちょっと感動しました。
この曲を初めて聴いたとき、もうこの人宇宙人になりきってるな・・とまじめに思ってしまった記憶があります。
しかしもう4年もたってるのに曲を覚えてるなんて、やはり当時すごいインパクトだったんだなぁ。

今日は2本も映画を見ました。人生初かも。

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

http://www.wakamatsukoji.org/
時代は終焉を迎えていた。
戦後と呼ばれた日本が終わり、この国の“いま”が始まるときだった。

1972年2月、連合赤軍の兵士たちは「あさま山荘」を占拠した。
猟銃やライフルの銃弾が、包囲する警官たちをなぎ倒していった。
雪の別荘地で繰り広げられたのは、日本の歴史で初めて起きた、革命のための銃撃戦だった。

序盤は時代背景の説明から、中盤の山岳キャンプ、ラストのあさま山荘銃撃戦の3部構成になっています。
特に学生運動関連に詳しい訳ではなかったので時代背景の説明はかなり助かりました。

山岳キャンプは滑稽ながらもかなりキていました。いちゃもんのような理由で総括の名の下どんどん人が殺されていきます。若松監督の映画は今まで見たことがなく、なんとなくエログロナンセンス的なものを想像していたのですが、直球な映画だったという印象です。

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

http://www.henry-darger.com/
親類も友人もなく、雑役夫として働いた病院と教会のミサを行き来するだけの貧しい生活を送った孤高のアウトサイダーアーティスト、ヘンリー・ダーガー。身寄りもないまま1973年にシカゴでひっそりと息を引き取った後、40年間を孤独に暮らしたアパートの部屋から「非現実の王国で」と題した15,000ページを超える小説の原稿と数百枚の挿絵が発見された。孤独の中にたてこもり、妄想を綴り、生涯をかけて描いた作品は、死後、急速に評価を得て、今、もっとも注目を浴びる話題のアーティストでありながら、その生涯はべールに包まれている。

映画の中に私が今まで知らない情報がちりばめられていることを期待していたのですが、目新しい情報はあまりなく、結局誰も彼のことをほとんど何も知らないということが判った映画でした。やや退屈な内容だったかもしれません。


さすがに2本続けてはかなり消耗したので、次からは1本にすべきだと心に誓いました。

最近ずっと忙しかったのですが、落ち着いてきたので心の余裕も出てきました。

そんなわけで今日は久しぶりに御茶の水のレンタルショップ「ジャニス」へ行ってCDを何枚か借りました。
http://www.janis-cd.com/
ここは品揃えもすごいし視聴もできるし、最高です。


CDを買ったり借りるときの基準なのですが、みなさんどうしてるのでしょうか。お気に入りのアーティストなら視聴するまでもなく買えるのですが、その場で初めて手に取るようなCDだと視聴してから買いますよね。



私はだいたい1,2,3曲目を聴いて判断しています。今までの経験上、2,3曲目がアルバム内で最もいい曲である可能性が高い、と私は考えています。なので一曲通して視聴するのは2曲目だけにしています。
まあアーティスト側も自信のある曲を前の方に持ってくるでしょうから、当然といえば当然なのですが・・



最近は新しいのを開拓できていなかったので、がんがん(借りて)いきたい!と思いつつ気づいたら知ってる人たちばかり借りてしまいました。やっぱり聞き慣れているので視聴で判断しやすいんですよね。
視聴も真剣にやらないといいのをスルーしてしまうことがあるので難しいです。

今日借りたCD
magic hour娯楽(バラエティ)[rakuten:guruguru2:10315376:image:small][rakuten:asahi-record:12535960:image:small]ROVO / CONDOR [CD]

そういえば東京事変の娯楽の中の一曲、映画「魍魎の匣」のエンディング曲になってましたね。
京極夏彦の小説は一度も読んだことがないのですが、映画は恐ろしいテンポで話が展開していき正直ついていくのに精一杯でした。

http://www.mouryou.jp/

はてなは改行すると行間が微妙に空くのが気になって仕方ないのですが、だれか直し方を知ってらっしゃる方はいらっしゃいますでしょうか?

というわけで久々に見に行きたい!のですが平日で無理でした。悲しい、、

90年代初期の4ADの代表的なバンドのひとつ、あるいはスロウ・コアの先駆的存在。活動休止中の今もなお、世界中で絶大な人気を誇るレッド・ハウス・ペインターズ(RHP)のフロントマンであり、2002年に新たに始動させたプロジェクト、サン・キル・ムーンでも知られる希代のシンガー・ソングライター、マーク・コズレック。RHPのギタリスト、フィル・カーニーを伴い、奇跡の初来日公演が決定!

http://www.bls-act.co.jp/news2/event/pvine_presents_melting_pot_vol_2.html
Sun kil moon




シンガーソングライターという人たちのライブに行っていつも思うのは、
技術とは別に、引き込まれてしまう雰囲気を持っている人が多い、ほんとに多い。
以前に行ったカナダのシンガーソングライター、Julie Doironのライブも、
徐々に会場全体をある種の空気で満たしてしまうような、いいライブでした。


時間を忘れて聞いてしまったので終電のがして帰れなくなったのがいい思い出です。
↓Julie Doiron - "Wintermitts" Live

Rock N Roll Singer Heart & Crime

忙しくて更新する気力がありませんでした。
だめだだめだ。
最近ituneで懐かしい曲を買っています。
高校の頃は60-70年代の洋楽ばかり聞いていて、
そこからnirvanaをきっかけとして→smashing pampkins.radioheadなどなどと
新しい曲も聴き始めたのでした。

smashing pampkins:1979

ボーカルのビリー・コーガンの声は好き嫌い分かれるとこだと思いますが、個人的にはささやき声としゃがれ声の使い分けが面白いのではないかと思います。

最近来日の予定があるんですね(調べてませんがどこかで書いていたような。)
未発表曲なんですが、Liftは初期の頃の代表曲になりえるっぽいクオリティだと思います。
これが未発表というのは惜しい。


Radioheadはちょっと前ではアルバムのダウンロード販売
(こちらの言い値で買える。ただでも可!)
をしたり、色々先進的な試みを続けていて、
今では特に熱狂的なファンというわけではないですが、
やっぱり一目置いてます。